2019年11月01日更新
dirpyの使い方と安全性!YouTube動画をMP3変換・ダウンロードする方法
YouTubeの動画をmp3に変換する際に便利なdirpy。dirpyは操作が簡単で使い勝手はとても良いのですが、海外のサイトなのでウイルスなど安全性を心配される方も多いかもしれません。今回はdirpyの使い方とその安全性についてご紹介します。
目次
dirpyとは
YouTubeでお気に入りの動画を見つけ、YouTube内で再生リストを作って動画や音楽を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、毎回YouTubeから再生をしていては通信料がかかってしまいます。
そういう場合はYouTubeの動画をmp3ファイルに変換して保存するのが一番の解決策です。今回はYouTubeの動画をmp3に安全に変換し、オフラインでも再生できるようになる方法をご紹介します。
今回ご紹介するダウンロード方法はdirpyという使い方も簡単なダウンロードサイトです。正式な読み方を調べたのですが、正確な情報はわかりませんでした。多くの場合、ダーピーと呼ばれているそうです。
dirpyとはYouTubeの動画をmp3(またはmp4)に変換し、安全にダウンロードができるサイトです。パソコンにインストールする必要も無く、WEBブラウザさえあれば動画をダウンロードできます。会員登録も必要なく、すべての機能を無料で使えます。使い方も簡単で動画のトリミングや音質・タグの設定など高機能なこともできるのもdirpyの魅力です。
動作不安定な部分も
dirpyについてインターネットで調べてみると使い方は間違えていないのに「ウイルスに感染する」「途中で切れる」「ダウンロードができない」とマイナスイメージが強く、あまり良い評判を聞きません。
しかし、途中で切れる場合は通信環境が悪いことが原因として考えられます。ダウンロードができない場合はYouTubeの動画が著作権の制限がかかっていることが考えられます。このように途中で切れる、ダウンロードができないという要因はdirpy以外にあることがほとんどです。dirpyはウイルスの心配もありません。
無料でこれだけの高機能がついていて使い方も簡単な便利なサイトは他にそうありません。ダウンロードの途中で切れる場合は通信環境を見直して切れるのを防ぐ、ダウンロードできない場合は著作権制限を確認する等対処ができます。dirpyは安全でウイルスの心配もありませんので、使い方を覚えておいて損はありません。
dirpyの使い方【YouTubeをダウンロードする方法】
dirpyのTOPページです。ダウンロードに必要な特別なソフトをインストールする必要が無いのは手軽に使えてとても便利です。dirpyを頻繁に使う方はここのページをブックマークしておきましょう。ちなみに、こちらのサイトを使うにはJavascriptが必要となるので、お使いのブラウザで無効になっているようなら設定を変更しておいてください。
dirpyの使い方はとても簡単です。トップ画面に検索窓があるのでここにmp3ファイルに変換したいYouTubeの動画URLを貼り付け、「dirpy!」ボタンを押してください。ボタンを押して数十秒かかりますが、自動で次のカスタマイズ画面へ切り替わります。
自分が選んだ動画と読み込まれた動画が一致しているのかを確認しましょう。画面の右側にYouTube動画のサムネ画像が表示されるのでわかりやすいです。
こちらの画面も全て英文ですが、そこまで難しい英語は無いので安心して作業が行えます。
念のため、日本語訳を載せておきます。
- New Search : 新しい検索(別のYouTubeの動画URLをここに張り付けることもできます。)
- Filename : ファイル名(デフォルトではYouTubeの動画タイトルがそのまま入ります。)
- Record Audio : オーディオ(音声)録音
- Record Video : ビデオ(動画)録画
動画ファイル(mp4等)に変換しダウンロード
YouTubeの動画をそのまま動画ファイル(mp4等)として変換したい場合は、右側の「Record Video」のボタンを押してください。
動画で保存する際はmp4と3gpとファイルの形式の選択ができますが、3gpは3G携帯電話向けの低画質の動画なので、ダウンロードの際は多くの再生ソフトが対応しているmp4を選択した方が無難です。
音声ファイル(mp3)に変換しダウンロード
YouTubeの動画を音声ファイル(mp3)として変換したい場合は、左側の「Record Audio」のボタンを押してください。
【注意】ダウンロードのボタンを押すと、下のようなポップアップが出てきます。つい「DOWNROAD」を押したくなりますが、これは広告なので押さないように注意してください。この画面はしばらく放置するか右下の「CLOSE」ボタンで安全に消えます。
また、こちらの画面は広告なので毎回同じポップアップとは限りません。ダウンロードのボタンを押した後に出てくるものは広告だと思って押さないように気をつけてください。「Record Audio」(または「Record Video」)のボタンを押した時点でダウンロードは既に開始しています。
これでdirpyの使い方は以上です。通信環境や動画の長さ、ファイル容量にもよりますが、5分ほどの動画であれば20秒ほどでダウンロードは完了します。ご自身のパソコンのダウンロードファイルのフォルダを確認しましょう。20秒とご紹介しましたが、dirpyは他のYouTubeのダウンロードサイトと比較しても速度は速い方です。
dirpyの詳細設定
dirpyの優秀な機能としてダウンロード時にトリミング(好きなところで切れる)ができます。さらに、ビットレートの指定もでき、かなり本格的です。またダウンロード時にmp3ファイルに対してファイル名やアーティスト名、ジャンルや年など細かいタグ付け設定もできます。
こちらの項目ではFrom:開始時間、to:終了時間の設定、㏌:ビットレートの指定ができます。
Fromとtoに関してはYouTubeの動画を最初から最後まで保存したい場合は入力の必要はありませんが、たとえばライブ動画で曲の部分だけ保存したい場合など動画を途中で切れるというのは便利な機能です。
また、㏌の部分で設定できるビットレートとは音楽ファイルの容量のことで数字が大きいほど音質は良くなります。
保存ファイルにタグを付与
タグの設定はMP3ファイルを開いたときに表示されるファイル名やアーティスト名などの項目が設定できます。CDやDVDを聞いたり見たりするときに表示される部分です。このタグ付けの機能もdirpyの特徴の1つで、必ず設定しなければならないものではありませんが、たくさんのファイルを保存する場合には設定しておいた方が後で管理がしやすいです。
- title:タイトル
- artist:アーティスト
- comment:コメント
- genre:ジャンル
- album:アルバム
- track:トラック
- year:年
ちなみに、こちらの項目はダウンロード後でも変更ができます。使い方としてはiTunesなどのソフトと似ています。
dirpyの安全性
dirpyは海外のサイトで基本英文なのでそれだけで安全面で怪しいと思っている方、また、dirpyに対して「途中で切れるなど使い勝手が悪い」「不具合が多い」「ダウンロードができない」「ウイルスに感染する」とネガティブなイメージを持っている方が多いです。
しかし、dirpyは会員登録が不要で安全で無料で使うことができます。URLを張り付けただけでは個人情報を抜き取られることもありません。もし、個人情報やクレジットカードの情報を入れるような画面になれば、それはdirpy以外のサイトなので、絶対に入力しないようにしてください。
ダウンロード画面の右下にも「DOWNLOAD」と「WATCH NOW」というボタンがありますが、これは広告なので別サイトへ飛ばされてしまいます。飛ばされた先の別サイトでウイルスに感染してしまうことも絶対無いとは言い切れないので、ウイルスが心配な方は絶対に押さないように気をつけてください。
ウイルス感染について
dirpyが原因でウイルスに感染したという経験もありませんし、そのようなお話も聞かないので、dirpy自体は安全なサイトといえます。ダウンロードしたファイルにウイルスが入ってくるようなこともありませんので安心して使ってください。
しかし、ご自身のパソコンにウイルス対策ソフトは入れておき、dirpyのサイトを利用する前にウイルスが存在していないか安全面を強化しておきましょう。
ただ、無料のサービスなので仕方ないのですが、dirpyには広告が多いです。途中で出てくる広告に関してはdirpyが運営しているサイトとは別サイトになるので、ウイルスに感染する可能性もゼロではありません。何度も言いますが、ウイルスが心配な方は広告のボタンを押さないように気をつけましょう。
dirpyでダウンロードした動画・音楽が途中で切れる原因
ちゃんと使い方通りに操作を行っても途中でエラーが表示されてダウンロードができない場合、ダウンロードした音声が途中で切れる場合もあります。
この場合、考えられる原因はdirpyかYouTubeがメンテナンス中である場合、ダウンロードしたい動画が年齢制限またはアダルトコンテンツなどの制限がされている場合、著作権の制限がかけられている場合が多いです。
著作権の問題
エラーの中で多いのがダウンロードした動画が途中で切れるというものです。この場合、著作権制限にかかっていることがほとんどです。こういった動画はダウンロードの途中でエラーとなったり、ダウンロードできたとしても曲の途中で切れるという現象が起こります。
こういった動画はそもそもダウンロードしてはいけません。仮にダウンロードできた場合でも、元になった動画の著作権には十分配慮しましょう。
<注意事項>
2010年1月1日から著作権法が改正され、違法にアップロードされた違法コンテンツの動画をダウンロードする行為は処罰の対象となってしまいます。違法コンテンツとは放送、公開、販売されている映画やドラマ、アニメを一般の方がそのままアップロードしている動画の事です。
こちらはアップロードした側もダウンロードした側も10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、またはその両方が科されています。念のため申し上げますが、当記事は違法ダウンロードを助長するための目的で公開するものではありませんことをご理解ください。
dirpyの用語説明等
ビットレートとは
ビットレートとはダウンロードしたmp3の音楽ファイルの容量のことです。こちらはinの部分で設定ができます。dirpyでは320kbps、256kbps、192kbps、160kbps、128kbps、64kbpsから選択ができ、数字が大きいほど音質が良くなっていきますが、その分ファイルの容量も大きくなっていきます。
ビットレートは特に音質にこだわりがなければ192kbpsあれば十分です。個人的に楽しむ範囲であれば、320kbps、256kbpsとの差はほとんどわかりません。
アーティストやアルバムとは
アーティストやアルバム情報は必ず入力する必要はありませんが、複数の動画をダウンロードする際は入力した方が管理するときにわかりやすいです。
ダウンロード対応ファイル形式一覧
mp3 | 音声ファイル |
3gp | 低画質の動画ファイル(3G携帯電話向け) |
mp4 | ほとんどの動画再生ソフトに対応した動画ファイル |
動画をダウンロードするのなら、mp4を選択した方が無難です。
dirpy対応動画サイト
dirpyはYouTubeにしか対応していません。ニコニコ動画やdailymotionの動画でも試してみましたが、YouTube以外の動画サイトには対応していませんでした。しかし、YouTubeは世界最大級の動画サイトなので特に問題はないでしょう。
日本語対応について
dirpyは日本語に対応していません。ただ、そこまで難しい操作もないので特に問題はないのですが、不安な方はchromeなどのブラウザの日本語翻訳機能を使ってみてください。
dirpyを使ってみよう!
YouTubeをmp3に変換できるサイトは他にもありますが、dirpyは細かい設定ができ、何よりソフトのインストールも不要で会員登録も必要ありません。使い方もYouTubeのURLを貼るだけとシンプルですし、ウィルスに感染する危険性もないので、安心して利用ができます。YouTubeの動画をmp3ファイルに変換したい場合は使ってみる価値はあります。