食品余剰を減らすアプリ「TABETE」のメリットと使い方!注意点も解説!
今回は、TABETEというアプリの特集になります。TABETEは、フードロスの問題もある現代で食品余剰を減らす目的で開発されたアプリです。TABETEを利用することのメリットとアプリの使い方、そしてTABETEの注意点についても、併せて紹介します。
目次
TABETEってどんなアプリ?メリットはある?
今回は、TABETEと呼ばれるアプリについて特集していきます。TABETEの使い方などの説明に入る前に、そもそもTABETEとはどのようなアプリなのかということについてから紹介していきます。まだ、TABETEのアプリを知らない、聞いたことがないという方は、こちらを読んで覚えておいてください。実は、TABETEは今後期待できるアプリです。
TABETEは余剰食品をお得に購入できるサービス
簡単に説明すると、TABETEと呼ばれるこのアプリは、食品余剰を減らすための目的で開発されたアプリになります。アプリのサービスを利用することで、余剰がある食品を効率よく流通させ、お得に購入できることが期待される仕組みになっています。仕組みや使い方など、詳しくは後程説明していきますので、そちらをご覧ください。
TABETEの仕組みは?
ここで、食品余剰に効果的なアプリであるTABETEの仕組みについて簡単に説明しておきます。TABETEは食品の販売店と一般的なユーザーで成り立つアプリです。食品を販売している店舗で、商品が余ってしまった場合店舗側が料金を設定して余剰の商品をTABETE上で販売します。これを一般のユーザーがオンライン購入する仕組みです。
フードロスはそれくらいある?
一般ユーザーが引き取るには、そのお店に実際に引き取りに伺う必要性があります。フードロスという言葉が最近では使われるようになってきました。フードロスというのは、食品が食べる目的を果たされずに廃棄されることを言います。環境省のポータルサイトによると、600万トンを越えるフードロスが年間で発生しているということです。
TABETEを利用する前の確認事項・禁止事項
TABETEというアプリについて簡単に役割と仕組みを説明しました。年間で600万トンを越えるフードロス廃棄物が少しでもゼロに近づいてくるようにするためには、食品を有効活用していかなければなりません。そこでTABETEが活用できるというわけです。ここからはTABETEのアプリを利用する前の確認事項と禁止事項について触れておきます。
10個の注意事項
TABETEを初めて利用するという方も少なくありませんので、チェックしておきたいことと、禁止していることを全部で10個にまとめました。TABETEのアプリで買い物をする前に必ず以下で紹介する項目に目を通しておいてください。食品に関する取引になりますので、衛生面などで気を付けなければならない部分もあります。
登録・利用費用
まずはTABETEに登録する際の費用と、TABETEのサービスを利用す際の費用についてになります。サービスをお得に利用できるためには何か料金が発生すると思いがちですが、心配は要りません。食品余剰の食べ物を購入する際の金額以外では、何か料金が発生することはありません。購入以外は全て無料で利用できるようになっています。
年齢制限
登録料金、利用料金は無料でTABETEが使えるということですが、登録の年齢制限についても触れておきます。TABETEは、利用できるのが20歳以上とされています。そのため未成年は残念ながら登録ができない仕組みになっています。
引き取り時間
また、TABETEの引き取り時間のチェックについても注意する必要があります。店舗から販売されている食品を購入するまで済んでいても、実際に引き取りに行くまでには時間がかかります。この時間も考慮に入れておく必要があります。引き取り時間に間に合わないと、その食品を持ち帰ることができなくなりますので特に気を付けてください。
支払い方法
TABETEを利用する際の支払い方法についても触れておきます。TABETEでは、オンライン上で決済をします。そのため、店舗で余剰食品の引き取りをする際に代金と引き換えに購入することが不可能となっています。あらかじめTABETEにクレジットカードを登録して、登録されているカード情報基づいて決済が行われるという仕組みになっています。
店側に支払われる金額
TABETERでは、店側が設定できる金額の幅が決められています。店側は250円から680円の範囲で商品の購入金額を決定できます。購入時には、指定通りの金額で一般客が買うことになります。ただし、1つの食品に対して150円のサービス使用料が差し引かれることになります。店側は最終的に入ってくる金額が最初と異なります。
キャンセルについて
次に、TABETEでのキャンセルについて解説します。TABETEで購入した余剰食品は、後からキャンセルすることはできません。一度購入した後は、原則として引き取らなければならない決まり担っていますので、無理のない購入をするように注意してください。
消費期限に関して
また、食品ですので特に気をつけなければならない項目の一つに消費期限があります。基本的には商品として買った商品を当日中に食べることを推奨するサービスになっています。何日も持つような商品はあまりありませんので、注意してください。あくまでもその日に食べたいものがあるかどうかのマッチングに利用することがおすすめです。
アレルギーについて
また、アレルギーについても気をつける必要があります。こちらは、アレルギーをお持ちの方は必ずチェックすべき項目です。販売されている食品のアレルギー情報については、販売している店舗での表示をチェックしてください。把握した上で、それでもアレルギー症状が起こった場合は、運営会社および店舗に連絡するようにしてください。
食中毒が発生した場合
そして、TABETEのアプリを使って商品を購入した場合に食中毒が発生した場合、医者に行くことを優先し、そして運営会社と商品を販売していた店舗の両方に連絡をすることが大切です。食中毒が広がってしまってはフードロスの低減の意味がなくなってしまいます。TABETEでは安全に食品の取引が行われるのが理想のアプリです。
店側の禁止事項
ここまでTABETEを利用して購入する際にチェックしたほうがいいポイントや、気をつけなければならない項目について説明してきました。安全に食品のやり取りを行うためにも決まりを守って使っていきたいところです。ここからは、TABETEのアプリで店側が商品を出品する際の禁止事項について説明していきます。
提供できる見込みがない
まず、TABETEのアプリを使って商品を出品する際に店側で禁止されていることは、提供される見込みがない商品の出品です。商品が用意できていないにもかかわらずTABETEに出品してしまっては、フードロスの低減の趣旨が変わってしまいます。あくまでも、用意してしまった食料で、処分に困ることになるものを出品することが原則です。
提供する食品にかんする情報を偽装する行為
TABETEで商品を提供する際に店側がしてはいけないこととして次に挙げられるのが、提供する食品に関する情報を偽装する行為です。これはTABETEに限らず一般的にしてはいけないことになりますが、表示している食品とは違う商品を取引に使用することは固く禁止されています。安全な取引ができるように店舗側も気をつけることが大切です。
利用者の禁止事項
店側で気をつけなければならないことと、禁止事項について紹介しました。普通に取引をしていれば大丈夫な項目ばかりですので、そこまで重く考える必要はありません。ここからは、店側ではなく購入する側(利用者)の禁止事項について解説していきます。TABETEに限らずしてはいけないことでもありますので、覚えておいてください。
転売する行為
TABETEの利用者が気をつけなければいけないこととして挙げられるのが、転売行為です。転売目的で商品を購入することで本当に必要だと思っているユーザーに適切に商品を販売できなくなる恐れがあります。また、食品ですので、衛生面にも気を配らなければなりません。健全な取引をするためには、本当に必要な商品のみ購入していきましょう。
なりすまし
もう1点禁止されていることを紹介します。本人以外のかたがそのユーザーとそして取引をすることはTABETEでは禁止されています。家族であっても本人以外のユーザーが利用するとなりすましとされることになりますので、注意して利用してください。
TABETEアプリの使い方
TABETEのアプリで店舗側で気をつけなければいけないことと、ユーザー側で気をつけなければならないこととして禁止事項をそれぞれ紹介してきました。基本的には、普通に使うだけで結構です。ここからは、TABETEのアプリの使い方の説明に入ります。TABETEの使い方だけでなく、加盟店や購入方法に関しても併せて解説していきます。
登録する方法
まずはTABETEの登録方法から紹介します。お使いのスマホにTABETEのアプリをインストールしてください。インストールしたアイコンをタップしてTABETEを起動します。Facebookかメールアドレスでログインする仕組みになっています。好きな方法で登録、ログインしてください。登録とログインが済めば後は商品を探すだけです。
購入方法は?
TABETEのアプリで現在地や加盟店から好きなメニューを見つけて、今食べたいものとマッチしたものがありましたら、タップして商品を閲覧しましょう。加盟店が出品している画像を載せていますので、チェックして一番下の「お会計してレスキューに向かう」をタップすることで、買い物ができるようになっています。これで購入することが可能です。
購入前に知っておくこと
TABETEで余剰の商品を購入する方法を説明しました。加盟店側と利用者側でそれぞれのメリットが得られる素敵なアプリですが、ここで購入前に知っておくことを解説しておきます。まず知っておきたいのが、商品の提供時刻です。すぐに言っても提供できるという訳ではありません。記載されている通りの時刻に加盟店に向かうようにしてください。
TABETEの加盟店は?
TABETEのアプリの使い方について解説してきました。TABETEのアプリは安く加盟店の商品を食べられるという解釈でも利用できますので、メリットはたくさんあります。ここからはTABETEのアプリの加盟店などについて簡単に紹介しておきます。TABETEのアプリで利用できる加盟店を購入前に知っておきましょう。
対象エリア(利用エリア)
加盟店は、まだ東京都が中心となっていますので注意してください。全国的に全ての都道府県で利用できるレベルではありませんが、現時点では、東京都の他に、埼玉県、神奈川県そして石川県に加盟店が存在します。フードロスが取り上げられる世の中になりましたので加盟店は次第に増えていくことが想定できます。加盟店が増えていくことを期待しましょう。
また、遅れましたが余剰の商品で困っている加盟店の商品を購入することを「レスキュー」と読んでいます。フードロスを削減したいけれども、食品余剰に悩んでいるお店を助けるつもりで利用するというイメージです。このようなところからも、お互いが満足できるメリットがあります。
TABETEの評判・口コミ
フードロス問題を軽減させる役割を果たすアプリTABETEの使い方、そして対象エリアについても紹介してきました。エリアがまだ少ない状態ですが、今後メリットはさらに期待できるアプリとして注目されています。ここからは、TABETEのアプリの評判と口コミについて簡単に触れておきます。メリット・デメリットをそれぞれ覚えておきましょう。
良い口コミ
まずは、TABETEのアプリの良い口コミになります。メリットにもなる点ですが、商品をいつもより安く食べることが可能だということです。お店に貢献しているイメージがある上に自分が食べたいと思っていたものを比較的リーズナブルに食べれられるということが、TABETEを利用することの良い点(メリット)として挙げられています。
悪い口コミ
一方でTABETEの悪い口コミとしてはアプリの使い方というよりはサービスの目的から外れてしまうことがあるという点が挙げられます。フードロス問題が取り上げられる中で、食品の管理に注意している店舗もありますが中には少し料金を下げただけでフードロスに貢献しているようなイメージがわかないという商品もあります。趣旨に注意して利用しましょう。
TABETEはまだサービスを始めたばかり 今後に期待しよう!
TABETEのアプリについて紹介してきました。フードロス問題に貢献できるTABETEというアプリの使い方、メリットとデメリット、そして注意点をまとめて解説しました。まだTABETEのアプリは、サービスが開始されたばかりです。今後のサービスの進化を注意深くチェックして、今後に期待しましょう。